金沢医科大医学部
過去問のデータと特徴
特徴:大問ほぼすべてが教科書の章末問題のような,典型問題で構成されるので,医学部の中では非常に解きやすい部類に入ります.
試験時間も程よいので,数学が苦手な医学部志望者は,まずは本学から手をつけてみるのがいいかもしれません.
前期は第1問の確率が設定が複雑だと時間がかかることが多く,第2問以降から解くのがオススメです.
前期範囲:数学ⅠAⅡBⅢC
後期範囲:数学ⅠAⅡB
頻出分野:場合の数・確率,数列,微積分
試験時間:60分
形式:マーク式
過去問の解答とコメント
2021年前期
コメント:ここ最近では1番計算量が多く大変な年になると思います.特に群数列と最後の積分計算が大変で時間がかかるので,第2問は1/6公式などの典型的な知識で時短が必須です.
2020年前期
特筆すべきテーマ:3次関数のブロック分割.三角形の面積.1/12公式(3次関数).
コメント:第1問の確率が難しく,解くのに時間がかかるので後回しにすべきです.第2問以降は例年通り教科書の章末レベルの解きやすい問題が続きます.第2問はブロック分割,1/12公式を使って即答すべきです.
2019年前期
特筆すべきテーマ:直線に関する対称な点.回転された楕円.
コメント:例年通り今年も典型問題ばかりなので,予備校で真面目に勉強していれば報われる内容だと思います.第2問は,図形と方程式の直線の問題としては良問だと思います.
2018年前期
特筆すべきテーマ:3次方程式の解と係数の関係.
2018年後期
コメント:前期のレベルをもとに作成されたのでしょうか.範囲をそのままⅠAⅡBにしたような試験でした.それにしては確率の出題がありませんでしたが.
2017年
特筆すべきテーマ:特になし
2016年
・2016年特筆すべきテーマ:三角形の面積