北里大薬学部
過去問のデータと特徴
特徴:難易度は標準的ですが,全体的に時間が足りないです.マーク式ですが,下の選択肢から選ぶタイプで,最後まで解かずに選択肢を見て推測するという力も問われます.
範囲:数学ⅠAⅡB
頻出分野:場合の数・確率,ベクトル,微積分
試験時間:70分
形式:マーク式(選択肢を選ぶ形式)
過去問の問題
北里大学サイト入試の過去問題ページに,全学部の直近10年程度の問題と解答が掲載されています.解説はなし.
過去問の解答とコメント
2019年
特筆すべきテーマ:剰余の定理.整式の割り算の余り.1/12公式(3次関数).三角形の面積
コメント:難化しました.解きやすいのはⅡくらいで,全体的にすんなりと解ける問題は少なく,それなりに思考と計算を必要とします.
2018年
特筆すべきテーマ:連立漸化式.1/12公式(3次関数).
コメント:多少穏かになりました.計算力は必要ですが,ほぼ典型的な内容です.
2017年
特筆すべきテーマ:領域における最大最小(応用編).格子点.黄金三角形.3次関数のブロック分割(4等分割).1/12公式(3次関数).
コメント:第2問が対数方程式の解の個数,領域における最大最小,格子点と1つの大問で様々なジャンルが入っているので,良問だと思います.第3問は黄金三角形の内容の経験がある人が有利.第4問,第5問も典型的ですが良問だと思います.